たまには……たまに?


今日は、ぶらぶら池袋を散策した。
ぼーっと歩いててぼーっとパチンコ屋に入る。


自分は相当のウルトラマン好きである。
一時期は京本政樹にも負けない自信があったものだ。
幼稚園の頃からウルトラ兄弟の名前はもちろん、必殺技や怪獣・星人の名前はほぼ網羅していた。
5歳くらいから自分で衛星放送でやっていた再放送を録画し、擦り切れるほど観賞した覚えがある。
おそらく生まれて初めてのヲタク体験だったのであろうか。


幼稚園児がウルトラマンごっこあるいは仮面ライダーごっこにはまる、という次元ではなかったのである。
とりあえずウルトラマン関連の書籍やグッズを見かけたら親にだだをこねて意地でもゆずらなかったのだ。
ウルトラセブンの頭部にあり、同時に必殺技である「アイスラッガー」(50センチほど)をクリスマスにもらったときは、感涙に咽るほどであった。
ウルトラマンの変身アイテム「ベータカプセル」はきちんとフラッシュがつくものがあり、それを夜中の墓地で光を焚き自分の居場所を知らせるという遊びもした。


平成のウルトラマンにはなぜかひかれず、そして中学生くらいからウルトラマン離れは進んでいった。
しかし、あれが、あの野郎がまた自分のウルトラマンマニア魂を再度くすぶったのである。


そう、ぱちんこウルトラセブンである。
彼奴の登場で改めてウルトラマンを見たくなり、ウルトラセブンウルトラシリーズで最も好きな自分はあまつさえDVD全巻を買ってしまったのである。
ウルトラマンウルトラセブンが放送された時代(1967年〜1969年)というのは、日本が高度経済成長中であり、環境問題や政治問題が多く噴出し始めた頃であり、そのことを作中で風刺するなど社会的背景をもとにした作品が多かったのである。
それ以降のウルトラマンシリーズは単なる格闘番組に終始しており、この前期2部作とウルトラQを自分は最も好んでいるのである。
現在、地震や火事が起きた時に優先的に持って逃げたいベスト3の中に、携帯と財布と共にランクインする我が家の家宝的存在である。


さて、話は戻り、パチンコ屋にふらっと入った自分が打つ台はもちろん最新のウルトラシリーズ機種、ぱちんこウルトラマンをすることに。
最初はリーチがかかってウルトラマンを見られたらいいなぁと思って気軽に打ってたら、次第に熱くなり絶対見てやるりたくなった。
この機種はハイリスクハイリターン型で、10万つぎこんでも勝てないときがあれば、運が良ければ10万儲けることもあるといわれている。
7度目くらいのリーチがかかり、また駄目だろと諦めていたとき、なぜかピグモンを助けようとするイデ隊員の打ったスーパーガンであっさり倒れるレッドキング
おいおい、ウルトラマンと戦うまで死ぬなよ……、とは思いつつ、無事に大当たり。
しかし、ウルトラバトルも4回くらいで終わり、ローリスクローリターンで拍子抜けしたものであった。
その後、そのお金で焼肉を食べましたとさ。


下が台の様子


今回は、ウルトラマンヲタクぶりをカミングアウトしてしまいますた。
パチンコもたまにしかやりません、っていうかもう勝ち逃げします。