宗教ジョークから見えてくるもの


今日は先述したF先生のゼミがあった。
今学期は、様々な宗教を扱ったジョークを題材として、その宗教における「先入観」「アイデンティティ」とは何か、というのを議論している。


宗教学においては、F先生にしてはとても革命的で斬新なテーマではないかと思う。
たしかに宗教学においてのユーモアについて有名なものは、

癒しとしての笑い

癒しとしての笑い

があるとしても、日本の大学からのジョークに対しての宗教学的考察は無かったのではないだろうか。


とりあえず、授業風景は笑い有り、議論有り、と退屈することなくとても充実したものである。
特に落語に詳しいH先輩によるジョークの言い回しや、M先輩による様々な分野における発題によって、多層的な授業になっている。
前の記事でも登場していただいた、M先輩が以前おっしゃていた「大学院の授業は学生が作り上げていくもの」という言葉を改めて身に染みた。
自分も授業を先生とともにコーディネイトできるくらいのスキルを学びたいなと思いつつ、先輩たちの発言を拝聴する。


くそう、負けるもんか。