暑い日は家でゴロゴロ


朝寝苦しいと思ったら、とても燦々としたお陽さまが天にいらっしゃった。
ちょっと外に出ても溶けるように暑い。
こんな日は家で読書でもしてようと思い、積まれている未読の本たちから一冊選ぶ。


先生とわたし

先生とわたし


大学の師弟関係とは、こうも「生」の人間の付き合いなのだなぁと実感する。
よく考えて見れば、大学院生というものは20代のいい大人であるし、いつまでも子供扱いされてもしかたがないのだなぁと。
今回の本は筆者の大人っぷりだけが描かれて、それがかえって師匠である由良君美の子供っぽさが際立ってしまっていた。
何が本当かは窺いしれないが、最後の方の師と弟子という関係のリアルさは感じることができた。