ライオンズクラシック


30℃近い気温の中、西武ドームへ対楽天戦を見に行く。
あの単なる屋根付き球場での観戦は、陽を遮るため体感温度は30℃を切る予定だった(その分春秋の観戦はくそ寒い)。
しかしとなりに狭山湖という人口の湖があり、そこで熱せられた水蒸気が球場内に流れてくる仕組みになっているため、なんともまあ蒸し暑い。
盆地のため風通りも良いとはいえず、ただただ汗をかくばかり。
一番悲劇だったのは、帰りの電車。
西武ドーム西武山口線の末端にある、鉄道とリンクした商業施設のため、行き帰りは必ず西武線を必要とする。
試合終了とともに、みんなぞろぞろと電車に乗るものだから、人の肌が触れ合う触れ合う。
もちろん、この気温と湿気の中、観戦している人たちに汗をかいていないものは一人としておらず、まして自分も半そでシャツだったため、ヌルヌル帰ることになった。


今回は西鉄時代のユニフォームでの試合ということで、始球式には西鉄OBの豊田氏が。
そして、その捕手にはまさかの野村監督が!!!
アナウンスされた時は、この日一番の声援が。
豊田さん球がギリギリ届く、ノムさん球を取り損ねるってのは二人とも70overだから仕方がない。
この始球式を生で見れただけでも行った価値があった。


試合の方は、岸と田中マーくんの2年目対決。
どちらも、今年あまり調子が良いとは言えず、打撃戦が予想された。
明日は、5回3失点でGJの西口と目下最優秀防御率最多勝岩隈の予告先発だったため、今日勝っておかないと3連敗の危惧が…。
予想通り、2人の調子は良いものではなかった。
しかし、それを上回る両軍攻撃陣の拙攻の嵐。
楽天は12安打を放ちながらも2点。
西武は6安打+7四球ながらも3点、しかも内訳は押し出し2点と本塁打の1点。
まるで拙攻具合を争っているかのようだった…。


まぁなんだかんだ言って、8回表1死2,3塁で正津がフェルナンデスと山崎を抑えたときはかなりのガッツポーズをしましたが。
同点も覚悟してたし。
ピンチの後にチャンスありとばかりに8回裏に期待したのだが、佐藤、銀仁朗、松坂の1軍半トリオによる3者連続三振には( ゚д゚)ポカーン 。
これが9回表の楽天の攻撃に勢いを持たせたかと、先頭のリックが出塁するも、グラマンが見事に火消し完了。
監督の毛髪がさらに抜け落ちるのではないかという試合だった。
結果オーライ。