ライオンズクオリティ


今日は、家で西武対楽天戦を観戦。
昨日述べたとおり、西口と岩隈の先発なのでまったく勝ちを期待していない。


試合は、2回に西口が期待通りの四球連発。
ランナーが溜まったところで見事に被タイムリーで先制される。
岩隈の調子もよく、今日はこれで試合は決したと確信した。


しかし、なぜか4回に西武打線がなぜかつながる。
監督思いつきの後藤のバスターや、その後の連打などでなんと4得点。
次の回も2死から得点し、5回を終わって5対2の予想だにしなかった展開。


西口の特性から考えると、自分の勝ち投手の権利ギリギリを残すまでは失点を許すので、あと2点くらいは取られるだろうなと思った矢先、見事に2ランを浴びる。
しかも下位打線から。
これぞ、西口、面目躍如!!


早め早めの継投で昨日のヒーロー正津にスイッチ。
ランナーを出すものの、しっかり抑える。
明日は休みだし、正津に2イニング行かせるのかなと勝手に予想する。



ところがどっこい……




「今日はもともと勝とうとは思っていないのじゃー」
とご乱心めした我が軍の将は、なんと7回から大沼を行かせる。
自分のなかでは、今の一軍登録されている中継ぎ陣で岡本、星野、正津が勝ちゲーム用、大沼、許、小野寺は敗戦処理と位置付けている。
ここでの大沼の投入はもはや、敗戦処理であった。
しっかりと無死満塁の好機を作ってあげて、同点にしてあげる
さすがに8回は、岡本あたりを投入して勝ちに行くんだという姿勢を打線に示すんだろうなと思いきや、再度まさかの許を投入。
ここでもしっかり役割を果たし、2失点。
楽天に勝ち越させてあげる
9回は、名前通り敗戦処理の小野寺を投入。
2死からピンチを作り、「3人みな失点」のリーチになったが、何を思ったか楽天の打者が三振…。
「おい、小野寺を調子に乗せさせるんじゃねぇよ、空気読みやがれ」
とテレビの前の自分は憤慨する。
観戦していたマニアなライオンズファンたちのささやかな楽しみを奪う結果に。


西武打線もこの監督の意向に沿い、7回以降は凡退の嵐。
これぞライオンズクオリティ。
結局5対7で敗戦し、このカード予想通りの1勝1敗となった。
首脳陣と選手とそしてファンの信頼関係が随所に感じられる試合であった。







って、アホかー!!
ハゲの采配で負けた試合、もうすでに10試合くらい…。
いい加減、なんか一二軍の入れ替えや補強を進めてほしい。


唯一の収穫は、勝ちパターンの中継ぎ陣を休められたことか…。