授業モード


大学が始まってだいたい1週間。
授業もぼちぼち始まって、ようやく休みボケが取れてきました。


今取っている授業は公式では1つ、非公式を含めるとだいたい3つくらいなのだが、どれもこれも発表を初回に持ってきてしまった。
これはなんでかというと、今までは遠慮して先手を取らなかったら、結局最後の方に順番が回されて、だんだんと発表のハードルが上がっていって大変な思いをしたからです、昨年は。
だったら、上げる立場になってしまえというのが今年の思惑です。


大学院も5年目ともなると、先輩がみな卒業し、後輩というものも増え、いつの間にやら長老になっていたりします(実は昨年からなんですが)。
長老2年目(笑)。
非常に偉くなったなと思いながら、日々過ごしております。
謙虚になろうと思っておりますが、偉ぶるのが好きな性格上、なかなか難しいというところもあります(逆に人から高い場所に上げられるのは嫌い)。
「権力は下から作られる」というフーコーの言葉を引用した先輩の金言を忘れずに頑張っていきたい、そんな所存です(文脈的にどうなの、これ…?)。


そんなわけで、読んで発表する本は以下の通り。

H先生の授業では、日本の宗教学の古典を読む、ということで日本的宗教社会学の祖ともいえる森岡清美先生の本を。
やや随筆気味な文体と思いきや、内容はしっかりとあるという、なんという…。

仏教・神道・儒教集中講座 (徳間文庫)

仏教・神道・儒教集中講座 (徳間文庫)

世界の宗教と戦争講座 (徳間文庫)

世界の宗教と戦争講座 (徳間文庫)

F先生の授業では、日本の宗教(学)入門本で「一般」に売れているものの特徴を考えていく。
自分は井沢元彦の本を担当することになった、上記の2つから一つ選ぶのだが、どちらを選ぶかは読んでから決める。


どちらも5月上旬には終わる。
まぁ早めに終わらせといて、あとは自分の研究に没頭するしかねぇ(という模範的な回答で締める)。