釜山学会旅行①


8月2、3日の釜山での国際学会、「東アジア宗教文化学会」で発表するために、14時に成田を出発。
たったの2時間後に釜山の金海空港に到着する。
2月に沖縄に行ったが、それよりも近い。


成田空港の話に戻るが、空港にある免税店の香水のにおいが、すでに「異国」という感じがするのは自分だけだろうか。
しかし、よく使う羽田空港もそうだが、日本の空港の「清潔感」は他国のそれと比べると抜きんでてるな。
昼御飯には、空港のラーメンを食べる。
うん、期待に違わない味。



さて、釜山についてからは、タクシーで移動する。
これが安い安い。
初乗り1800ウォン。
ウォンはだいたい円の8倍から9倍だから、実質200円程度。
しかも、100メートルごとに100ウォンとかだから、10キロくらい走っても2000円行かない。
どうやって食べていってるのか心配になる…。
食事の物価自体安い国なんだが。


タクシーでエンジェルホテルという、いわゆる「モーテル」に連れて行ってもらう。
同伴の先生の御用達のホテルである。
韓国では、ホテルとモーテルとラブホテルの境界が曖昧だという。
しかも、人数ではなく部屋で料金を取り、部屋には何人も泊まってよいとのこと。
我々はスイートルームに先生を含むオトコ4人で泊まる。
それでも一部屋一泊1万円なんだから、安いよな。
五泊するけど人数で割れるので、1万ちょっと。



夜は、これまた先生が得意の、デジクッパのお店に行く。
デジクッパは豚肉の雑炊とても表現できようか。
韓国風惣菜っぽいおかずがいろいろ出てきて、それを味付けのために雑炊に入れていく。
このデジクッパは日本でいう博多のとんこつラーメンの文化に似ているかもしれない。


いっぱいビールと焼酎を飲んだ後、ホテルに帰って部屋飲みが始まる。
大五郎みたいなペットボトルに入っているビールとマッコリを飲みながら初めての釜山の夜は更けていった。