書評

『環境』

環境 (思考のフロンティア)作者: 諸富徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/10/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見るこのシリーズは好きだ。 なぜなら、ある問題に対して、違う視点を提供してくれるし、…

勝手に対論

教育激変―新教育基本法案がめざす「家庭」「学校」「日本」の10年後作者: 教育基本法改正促進委員会起草委員会出版社/メーカー: 明成社発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る本書は教育基本法案改正促進委員会・…

思春期ってこんなに甘酸っぱかったけ、自分

先日先輩から、あさのあつこの『バッテリー』を借りて読んでみた。バッテリー (角川文庫)作者: あさのあつこ,佐藤真紀子出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2003/12/25メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 155回この商品を含むブログ (446件) を見る …

渡邊直樹・責任編集『宗教と現代がわかる本2007』を読んで

まずはジャケットを見てもらおう。宗教と現代がわかる本〈2007〉作者: 渡邊直樹出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見る 今年の3月に現在大正大学教授であり、以前は「SPA!」…

早坂隆『世界の日本人ジョーク集』を読んで

先日彼岸のために帰省しました。 東京から酒田まで約4時間半。 大宮で何か適当な新書でも無いかなと詮索したところ、以前から読みたいと思った本書が目に付いた。 一度読み始めると時を忘れて読みふけて、新潟に入るまでに読破してしまった、そんな一書。 ジ…

『いのちの始まりの生命倫理―受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか』を読んで

今回は、過去に書いた書評をアップします。 あえて加筆はしません。恥ずかしいですが… 本書は、今後の日本における生命倫理のあり方をめぐって、主に生命倫理委員会(1997年10月発足、省庁再編後解散)(以下委員会)、生命倫理専門調査会(2001年3月発足)(以下調…

生命倫理の次へ

米本昌平『バイオポリティクス 人体を管理するとはどういうことか』を読んでこの本は、三菱化成(三菱化学)の生命科学研究所社会生命科学研究室に所属し、生命科学史を研究している著者による生命倫理をめぐる生命科学的政治問題を、現状の各国様々な法律や動…

知の蓄積

梅田望夫『ウェブ進化論 −本当の大変化はこれから始まる』を読んで以前から始めたいと思ったブログ。 mixiはやっていたけど、画一的だし、やや閉鎖的なので自分のブログがほしかった。今回再び始めようと思ったきっかけは、今更ながら見出しの通り『ウェブ進…